指導者として常に持っていたい考え方①

最近、下のURL動画を見て、改めて思い出し、心に感じました。
「一つ物差しで世界を見てはいけない」と。
言い換えれば、
指導者として、
自分一人の限られた知識や偏った見方・考え方で選手を見てはいけない、
決めつけてはならないと。
選手の強みの見つけた方、認識・定義の仕方、
可能性の発揮の仕方・方法、
具体的なトレーニングの方法など、
指導者が決めつけてしまった時点で、
その選手の可能性を狭めてしまうと。
ただ実際の現場になると、
指導者は、
自分の予想通りうまくいかない時や
選手が自分の言う事を聞かない時、
ついつい、
自分自身も含め、
俺が正しい、
こんなに俺が考えているのに、
なぜ俺の言う事を聞かないんだ、
あいつは分かってない
あいつは伸びない
などなどの、感情と思考になってしまい、選手の可能性を信じてあげられなくなってしまいます。
そうしたら、選手の成長する可能性や伸びしろを確実に狭めてしまいますし、また、指導者自身も見識が広がらず成長しないと思います。
だから、

こんな考え方を常に持ちながら、選手と関わって行きたいと、改めて心から思いました。
そして、指導者として成長していきたい。
もう一つ、

インスピレーションを持とう!
選手の可能性をどこまでも信じて考えていれば、その選手を伸ばすためのインスピレーション(発想・ヒラメキ)は指導者に必ず舞い降りてくると信じています!
そして、そのインスピレーションが人の可能性を大きく広げるのではないでしょうか。
動画のイタロさんが、下半身を失ったとしても、その身体で行う「スケボー」という、ものと人に出会い、そこで活躍する自分を想像できたから、前向きに夢を現実化し、人気者になれたように。
陸上界でインスピレーションのある指導者と考えると、すぐに
「小出 義雄 監督」

が、私の頭には思い浮かびます。
私の母校、順天堂大学の大先輩であり、選手時代も実業団指導者時代も大変お世話になった、心から尊敬する方です。
他にもっと才能のある選手がいたにも関わらず、当時無名だった有森裕子選手に、バルセロナオリンピック・マラソンで銀メダル、アトランタオリンピック・マラソンで銅メダルを獲得させ、
当時、中距離選手であり、トラックの長距離種目で活躍を目指した高橋尚子選手に、早い段階から「マラソンなら世界一になれるよ!」と伝え、本当にシドリーオリンピック・マラソンで金メダルを獲得させた実績は、あまりにも有名です。
でも、小出監督がなぜこんなに凄い結果を残すことができたのか。
それは、小出監督が選手達にそれぞれに、インスピレーションを持ち、その選手の可能性を信じ、その選手の可能性を伸ばす種目やトレーニングなどを常に考え続けていたからなのではないでしょうか。
時々、小出監督の考える練習方法は、普通じゃない、こんな練習できない、こんなにやったら選手が故障してしまうなどの批判や否定のような意見や考えが挙がることもありました。
それが正しいか正しくないかを正確に判断する方法などないのですが、
小出監督が、そしてその指導を受けている選手たちが、同じインスピレーションや目標を思い浮かべ、
その実現に必要なことはこれなんだと思えていれば、
それが他の人の考えや常識、科学的なエビデンスから外れていたとしても、
小出監督と選手にとっての正解であり、小出監督がその選手の可能性を信じ続けた証明なんじゃないかと私は思うのです。
才能のある選手を見分ける時、確かに数値や科学的に見れば、
・大きい大会で結果を残している
・各種目のベストタイム
・最大酸素摂取量
・長距離向きな、顔が小さく脚長で細身体型の身体組成
・アキレス腱の長さ
・貧血の有無
・故障歴
などなど、見ていく項目は多くあります。
ただ果たして、有森選手はそれが全てあてはまっていたでしょうか。
股関節脱臼症を持ち、故障しやすい身体でした。
高橋選手は、全てあてはまっていたでしょうか。
太りやすい体質であるにも関わらず、貧血もありました。
だけど、小出監督は二人の選手がマラソンでメダルを獲れる選手になれると信じ、インスピレーションを持ち、それを実現するための方法を試行錯誤して考え続けてきたのだと思います。


そんなこと当たり前だよ!
と思われる方ももちろんいると思いますが、
なかなか頭で分かっていても、
日常の発想や行動にまで染み込ませ、
現場で体現できている人は少ないのではないかと思っています。
そして、人は大切なこと、そうでないことの区別関係なく、忘れていく生き物です!
忘れるということが一概に悪いということではなく、忘れる能力があるから、辛いことにもめげずに成長できる生き物が人間です。
ただ大切なことは常に頭に置いておきたい!
自分自身がそう思い、改めて意識するために、
思い出すきっかけ・仕組みのために、
今日のブログは書かせて頂きました!
最後まで読んで頂けた方は、
貴方にとって、
このブログ中のほんの少しでも参考になることがあったなら、私はとても幸せです☺️✨
最後までお読み頂き、誠にありがとうございました🙇♂️
★個人Instagram「coach._.ky」
https://www.instagram.com/coach._.ky/?hl=ja
★個人Facebook「山路 和紀」
https://www.facebook.com/kazunori.yamaji.3
★運営Facebookページ
https://www.facebook.com/distance.laboratory/
★運営Facebookグループ
https://www.facebook.com/groups/380659872799564/?ref=share
★運営協力Facebookページ
「かけっこ・陸上中長距離・マラソン指導のRUNNING LIFE」
★LINE@ぜひご登録をお願い致します^ - ^